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渡瀬 謙 氏 書籍『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門~仕事の不安がスッキリ解消! 厳選メソッド49』(インプレス 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門~仕事の不安がスッキリ解消! 厳選メソッド49』(渡瀬 謙 著、インプレス 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・●大勢の知らない大人の中に入っていかなければならない不安(中略)

●とくに取り柄もないのに、自分にできる仕事があるのか不安

●このまま一生、苦手な人付き合いで悩み続けるのかという不安(中略)

そんな人のためにこの本を書きました。


・性格やしゃべりのスキルとコミュニケーション能力は関係ありません(中略)

たとえコミュ力ゼロだとしても仕事で成果を出せるということを、ぜひ知っておいてください。


・イヤな相手でもストレスなく付き合う方法はあるのでご安心ください。別に友達になる必要はないのです。むしろ仕事をスムーズに進めることだけを目的に、割り切って付き合うことをおすすめしています。


・まわりの人とうまく雑談するには(中略)

雑談のコツを一言で言うと、「自分で話そうとしないこと」にたどり着きます。(中略)

私は自分で話すのではなく、相手の話を聞くというスタイルに変えました。すると、今までの苦労がウソのように消えて、雑談がうまくできるようになったのです。


・コミュニケーションが苦手という人の特徴ですが、完璧主義な面があります。ミスや失敗に対してとても敏感で、すぐに目についてしまう性格。なので、相手の悪い面ばかりをクローズアップしてしまう傾向があります。(中略)

パーフェクトな人なんてこの世にはいません。(中略)

それ以上に、良い面をたくさん持っているものです。そのようなプラスの部分に目を向けようとすると、案外ラクに付き合えるものですよ。


・最初の自己紹介はこうして切り抜ける(中略)

もともとおとなしいタイプの人がカラ元気を出してあいさつしたとしても、一緒に過ごしていればすぐにバレます。等身大の自己紹介を心がけることが大事です。


・最初の自己紹介はこうして切り抜ける(中略)

「私はずっと英会話をやってきました。英語の仕事にはお役に立てると思います。ただ人見知りなので日本人との会話はちょっと苦手です(笑)」

たとえばこんな感じで、自分の短所と長所を同時に伝えると、あなたというキャラクターが見えてくるので、まわりの人も接しやすくなります。素の自分を見せつつ、特徴を加えてみるといいでしょう。


・内向型の私が実践したコミュニケーション能力を身に付けるコツは、とてもシンプルです。それは「素の自分でいること」です。(中略)

もちろん人付き合いも大事ですが、それ以上に大事なのは自分自身です。それに、ムリして付き合ってもコミュニケーションが良好とは言えないでしょう。


・コミュニケーションに必要なのは「聞く力」(中略)

しゃべり上手でもコミュニケーションが下手な人は、案外多いのです。(中略)コミュニケーションの基本は、まず相手の気持ちに寄り添うこと。それには話すことではなく聞くことを主体にする必要があります。


・「何を話そうか」とか「どう説明しようか」のように自分にベクトルを向けるのではなく、常に相手を見ることです。(中略)

人は、自分の意を汲んでくれる相手に好感を持ちます。会話上手な人というのは、決して相手を不快にさせません。また話したいと思わせてくれるものです。


・相手の言葉を引き出すためには、「質問」することです。質問すれば、何かしら答えてくれます。実は会話というのは、この質問と答えでできています。そう考えると、何を話そうかではなく、どんなことを聞こうかという思考になってきます。


・人に対して苦手意識が強い方へ(中略)

内気で神経が細かすぎるタイプの人間には、好きな人よりも嫌いな人が多くなりがちです。前にも言いましたが、人の良いところより悪いところの方が目につきやすい性格だからです。(中略)

ひとつの考え方として、前項でもお話しした「個性」として受け止めるという方法があります。人はそれぞれ違って当たり前。だからぶつかることもある。これは自然の摂理として飲み込んで自分を納得させるというもの。強引ではありますが、自然には逆らえません。


・単にぶつかり合うのではなく、共通の目的を掲げることで接点を持つことに成功しました。それにやはり部下に頼られるというのは、悪い気はしないようです。

あえて、仕事の相談に行くというのもアリだということを覚えておいてください。

苦手な人とはひとつの接点を持つだけでいい。


・うまく話そうとしないことがあがらない秘訣


・大勢の前でもあがらない私なりのコツを2つお教えしましょう。

①立ち位置を下げる
自分は偉くないし、みなさんよりも下の人間ですよと、最初に伝えます。過去のあがり症で気弱な性格について体験談を交えながら自己紹介するのです。すると、壇上で失敗しても上がっても許される雰囲気が作れます。(中略)

② ひとりだけに伝える
相手がどんなに大人数だとしても、ひとりだけに伝える気持ちで話をします。


・上司からは、もっと明るく元気にしなさいと言われる(中略)

あなたがめざすのは、明るく元気な性格になることですか? それとも売れる営業マンになることですか?(中略)

とにかく自分の仕事で成果を出すことだけに集中しましょう。


・相手の過去を聞くというのは、相手の興味の表れでもある


・質問したあとはリアクションと掘り下げを意識する


・コミュニケーション不足は「中間報告」で解消できる(中略)

企画書の作成などで、自分で判断して最後まで完成させてから上司に見せると、全然駄目で最初からやり直しになることが何度かありました。(中略)

「中間報告」を入れる習慣をつけることをおすすめします。

「まだ半分ですが、こんな感じで進めてもいいでしょうか?」

と、途中経過を上司に見せて確認するのです。


・私はイヤだと思っていた人でも、その人の良いところを探す視点を持つようになったのです。


・クレームなどのトラブルは、相手との距離を縮めてくれるきっかけにもなることを知りました。


・忙しい人に声をかけたいとき(中略)

「〇〇商事さんへのプレゼンの件で、15時から17時の間で20分ほど打ち合わせをしたいのですが、いかがでしょうか?」(中略)

よくやりがちな「ちょっといいですか?」は相手もどう判断していいのかわかりにくいので、やめましょう。


・苦手な上司と一緒に乗り物に乗るとき(中略)

「過去」から入って「教えてもらう」で決まり! (中略)

「同期にはどなたがいるんですか?」

「部長は最初から営業だったんですか?」


・話しづらい社員との会話は「仕事の話」だけでいい(中略)

「最近、とくに忙しそうですね」
「今どんな案件をやっているんですか?」


・気まずさの原因は、疎外感です。大勢と一緒にいてもひとりだけ外れている感じ。それを味わないためには、こんな方法があります。

①1対1での会話に持ち込む(中略)
②中心人物の隣に座る(中略)
③裏方に徹する


・最初からいきなり売れる人ほど、そのあとスランプに陥りやすい(中略)

その点、小さな失敗を繰り返しながら少しずつ成長していくタイプの人は、安定した成績を伸ばす傾向があります。


・自分にウソをつくことが最大のマイナス要因だった(中略)

上手にしゃべる練習をやめて、素の自分のままで客先に行きました。当然、ぎこちないしゃべりです。ムリのある笑顔もやめました。すると今まで感じたことがないほどお客さまとの距離感が縮まりました。自然体で会話ができて、結果として売上につながっていったのです。


・ 一目置かれる存在になれば、誰も文句は言わなくなる

成績が先か? 人間関係が先か?


・売れる営業になりたいのか、それとも上司から怒られないようにしたいのかどっちですか?


・実際に、上司の指示と営業マンの性格とのミスマッチが売れない原因であることが多いのです。


・私の指導は、一般常識とは逆で「しゃべるな、笑顔を見せるな、売り込むな」という感じなので、特に根性論で攻めてくる指導法とは相性が悪いというものもありました。


・うるさい上司を黙らせるための方法とは(中略)

つまり共通の目的だけにフォーカスして、成果を出す努力をすれば、全てが解決します。(中略)

自分の仕事に集中して、とにかく成果を出すこと。そもそも会社が求めているのもそこですし、上司もそれを望んでいます。


・会社で学んだことは人生すべてで役に立つ


・「成長」とは苦手を克服するのではなく得意を伸ばすこと


・私は長い間、苦手なことを克服することを多くことに多くの時間を割いて生きてきました。(中略)

もともと苦手なことなので、どんなに時間を使っても人並みにすらなりませんでした。この努力を一生続けるのか? (中略)

そう考えたときに、私は絶望を覚えました。この先ずっと、苦手なことを克服するために生きていくのかと思うと、暗い未来しか見えなかったのです。

そこで、考え方を変えました。苦手を克服することにことに時間を使うのではなく、得意なものをもっと伸ばすことに時間を使おうと。


・私は知りました。ゴールへの道にはいろんなルートがあって、自分に合ったルートを選べばいいということを。何も他の人に「右にならえ」をして苦手な道を行く必要はなかったのです。


・真のコミュニケーション能力というのは、相手から信頼される力のことです。


・営業で全国トップになったことがありました。(中略)

トップになったあとに人生最大の転機が訪れたのです。それまでの私は、社内でとても居心地の悪さを感じていました。その原因は、自分の成績が悪いからだと思っていました。ですから売れるようになったときには、これでもう居心地の悪さはなくなるはずだと思っていたのです。

ところが、成績の心配はなくなって、上司や周りの人からも一目置かれるようになったにも関わらず、一向に居心地が良くならないのです。不思議でした。そこではじめて成績以外の原因を考えてみたのです。(中略)

社内で居心地が悪いと感じる原因は、私自身の性格にありました。集団の中に身を置くのがつらかったのです。大勢の人の視線が、ストレスを与えていました。そのことに気づくと、過去の様々な出来事がすべてつながりました。


・自分が何に向いているのか、そして何が苦手なのか。それを知ることで自分に合った仕事や生き方に巡り合えるのです。


・自分をよく見せようと背伸びをしたまま生きることは、自分を苦しめるだけでなく、他人とのコミニュケーションも難しくさせます。


・自分の個性を認めて等身大でいることこそが、自分にもストレスがなく、相手からも受け入れてもらえる最大のコツなのです。


●書籍『コミュ力ゼロからの「新社会人」入門~仕事の不安がスッキリ解消! 厳選メソッド49』より
渡瀬 謙 (著)
出版社: インプレス (2019年1月初版)
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