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工藤 孝文 氏 書籍『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』(アスコム 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』(工藤 孝文 著、アスコム 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・10万人以上の肥満治療をしてきてひとつの結論に到達しました。(中略)

太ってる人とやせてる人には決定的な差がある(中略)

その差は、何か?
意思の強さ、ではありません。

最大の違いは「味覚」にあったのです。


・なぜ、出汁を飲むだけでやせられるのでしょうか?

それには、5つの理由があります。

理由1 味覚をリセットする(中略)

理由2 食欲を抑制する(中略)

理由3 脂肪を燃焼する(中略)

理由4 便秘を解消する(中略)

理由5 ストレスを緩和する


・「やせる出汁」実際に試してみました! (中略)

まず、2週間の平均5.3kgという驚異的な数字です。「やせる出汁を毎朝一杯飲んでください」。お願いしたのはこれだけで、食事量のことまでは言及していません。


・あなたが太っているのは味覚が狂っているからです


・やせる出汁(中略)

材料(約55g 、大さじ1杯毎日使うと約10日〜14日分)

刻み昆布 10g(中略)
かつお節 30g(中略)
緑茶(茶葉) 5g(中略)
煮干し 10g


作り方は簡単3ステップ

①かつお節と煮干しをフライパンで炒る

②刻み昆布と緑茶(茶葉)、①をミキサーにかける

③パウダー状になったら完成!


・気になる疑問にお答えします

Q1、電子レンジもミキサーもないのですが…

自宅に電子レンジもミキサーがない、あるいは、できるだけ手間を省きたいという方は、市販の「かつお節粉」「煮干し粉」、「昆布粉」、「粉茶」を下の割合でミックスして、「やせる出汁」をつくりましょう。

かつお粉 3 : 煮干し粉 1 : 昆布粉 1 : 粉茶 0.5


・いつもの〇〇の代わりにかけるだけ! (中略)

市販のドレッシングの代わりに!
サラダに


・ダイエットを成功させるには、食欲のコントロールが絶対条件。しかし、いったんデブ味覚になると、こってり味は甘い味を好んで摂取するようになり、脳も快感物質ドーパミンをつくることで、デブ味覚から逃れられないようにしています。


・味覚リセットに必要な期間は、わずか2週間。

なぜ、2週間かといえば、舌で味を感じる味蕾の細胞が生まれかわるのに必要な期間が2週間ほどだからです。


・「疲れるとどうしても甘いものが欲しくなって、ケーキはドーナツなどの洋菓子を食べてしまう」とか、「甘いものを食べると元気がでるから、家事をする前の景気づけにチョコレートが欠かせない」という形。これこそがまさに「シュガーハイ」と呼べる状態です。


・空腹時に甘いものを食べると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが一瞬増えます。疲れが取れて元気になったような気になったり、前向きな気持ちになったかのような錯覚が起こります。

ところが、セロトニンの効果は一瞬。しかも、甘いものを食べる前よりさらに元気はなくなり、イライラまで加わります。

なぜなら、空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇し、それを下げようとするインスリンの分泌量が増えます。すると血糖値が急激に下がり、今度はその下がった血糖値を上げようとアドレナリンが分泌され、イライラ感が増してしまうのです。


・「どうしても甘いものがやめられない」という方は多いですが、味覚リセットに成功した方は、「今まで食べていたものは甘すぎて食べたいと思わない」と口をそろえておっしゃいます。


・生まれつきデブ味覚の人はいません。味覚は、お母さんのお腹の中にいるときに発達しますが、実は、羊水の中にはうまみ物質であるグルタミン酸が含まれており、母乳にも同じようにグルタミン酸が豊富に含まれています。(中略)

うま味は私たちが本能的に好む味なのです。


・「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」を基本五味といいます。


・うま味成分を単一で摂るよりも、2種類、3種類を合わせて摂ると、舌の表面にあるうま味の受容体にグルタミン酸がより強くくっついて離れにくくなるために、脳ではうま味の信号を7〜8倍も強く感じるようになります。


・私は数年前から「1975食」に注目しています。「1975食」は、1975年頃の日本の食卓をイメージした食事。ダイエット効果、健康効果としては、糖質制限よりも高いのではないかというのが、やせたいと願う患者さんと日々接している私の実感です。


・ 1975食の健康効果を調べたのは、東北大学の研究グループです。現代と過去の日本食でもっとも健康効果が高いのはどれかを調べたところ、1975年頃の日本食が、肥満を抑制し、加齢とともに増える2型糖尿病、脂肪肝、認知症を予防、寿命を伸ばすことが判明しました。(中略)

実験で再現された1975年頃の典型的な献立を見てみましょう。

[朝食] ごはん、みそ汁(キャベツ、玉ねぎ、しめじ)、卵焼き、納豆、ひじきの煮物

[昼食] きつねうどん、果物(りんご、ぶどう)

[夕食] ごはん、すまし汁(白菜、わかめ)、サバのみそ煮、かぼちゃの煮物、冷奴


・私のダイエット外来にいらっしゃる患者さんの多くが、「太っているのは運動不足のせい」だとおっしゃいます。でも残念ながら、その考え方もまた、認識のズレ。(中略)

あなたが太っている原因の9割は食べ過ぎです。(中略)

それほど食べていないのに太っているという人は、食べているものに注目してみて。デブ味覚が好むこってり高脂肪食や炭水化物などの糖質ばかりに偏った食事になっていませんか? 栄養の偏りは脂質や糖質の代謝を鈍らせ、太る原因になります。


・同じカロリーでも見た目と味がおいしければ太らない(中略)

AとB、どちらも使ってる食材、調理法は同じですが、Aは出来上がった料理をきれいに盛り付け、Bはその食事をミキサーにかけてフリーズドライにしています。

Bは一皿がごちゃまぜの状態なので、とても食べられたものではありませんが、理論だけでいえば、どちらの食事にも摂取するエネルギーは同じです。(中略)

ところが、食後のエネルギー消費量を比較したところ、Aの方ほうが消費量が高く、Bは最大で約5.5キロカロリー消費量が低いことがわかりました。

この実験からわかることは、目や舌などの五感が「おいしい」と感じる食事を摂るだけで、エネルギー消費量が高くなるということです。


・「自分なんてダメな人間なんだ」と自分を責めてしまいがちです。この自己嫌悪こそが、ダイエットの継続を難しくしています。(中略)

「なんでお昼にあんなに食べちゃったんだろう」とクヨクヨしだしたら、「でも、朝はやせる出汁をちゃんと飲めた」と、小さなことでもいいのでできたことを付け加え、ポジティブな思考で終わらせます。

これが、ダイエットを長く続けるためのコツ。


・アメリカで行われた実験で、人は「太りそうな食べ物をガマンすればするほど、それを食べたくなる」ということがわかっています。

ストレスの研究でも知られるスタンフォード大学のケリー・マクゴニガルによると「食べたいものを禁止すると、1.5倍欲しくなる」そうです。


・帰ったら、まず「やせる出汁」をお湯に溶いたもの1杯飲む。すると、気持ちが落ち着き、ドカ食いが防げます。うま味とだしの香りにより、イライラを鎮めるので、落ち着いて調理に取り掛かれます。


・何を食べてもいいけど、量だけには気をつける(中略)

スイーツなど甘いものの場合は、空腹感ではなく満足感を覚えたらやめる、を基準にするといいでしょう。


・食への執着心と衝動性を手放すのにいちばんいい方法は、食事の途中で箸を置くこと。


・食事にがっついてしまう自覚のある方は、食事の最初と最後に自分の好きなものを食べることもおすすめです。味覚が敏感な食べ始めおいしさをより実感しやすく、最後に好きなもので食べ終わると、食事の満足感が高まります。


・私のダイエット外来のモットーは、いかに患者さんのストレスを軽減し、その方に最適な方法で適正体重へと導くか。


●書籍『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』より
工藤 孝文 (著)
出版社: アスコム (2019年5月初版)
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