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本田 直之 氏 書籍『50歳からのゼロ・リセット』(青春出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『50歳からのゼロ・リセット』(本田 直之 著、青春出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・50歳は人生最大の転機であり、チャンスでもある


・私は、50歳という年齢が自分を変える最後のチャンスだと考えています。ここからさらに前に進む人生とするのか、ゆっくりと後退していく人生でよしとするのか。あなたの選択次第で、人生をより充実させることができます。


・環境は変化します。変わっていくならば、自分で考え、動いて、対応することです。


・時代の空気を知りたければ、年配者ではなく若者と付き合うべきです。


・新しい文化というのは常にいかがわしいところから生まれる。ビートルズだって、当時、僕らが子どもだったころは、いかがわしいと。あんなの聴いたら不良になると言われたわけですよ。でも今では音楽の教科書にも出てくるでしょう

*ソフトバンクグループの創業者である孫正義の言葉より


・人はやる気になれば、いくつからでも変わることができ、成長していくことができます。その秘訣は、「自分には関係ない」と思わないことです。


・周りにいる仲間の影響もあります。(中略)

向上心を持ち、若手のコーチから学べるところは学び、公私ともにチャレンジする。そんなコミュニティに属していると、それが当たり前になっていきます。


・50歳は人生の折り返し地点からゴールに向けて走り出す新人ランナー。時代も平成から令和に。まさにこのタイミングで自分をいったんリセットし、変化と実験を楽しみながら走り抜けていきましょう。


・大切なのは、「試しにやってみよう」という気持ちです。年齢に関係なく、この気持ちを持ち続けないと結果的には損をすることになります。


・今のような変化の激しい時代には、変われない人、変えられない人、変わることを恐れる人ほど、危うい安定の中で生きることになります。


・50歳からは教える、のではなく、教わる


・物事を「誰かにやらされている」と思ってやるのか、「自らの意志」でやるのかで大きな差が出る


・本気を出せば終わるはず……が、次第に本気の出し方がわからなくなり、本当に必要になったときに出せる本気はなくなってしまうのです。


・1日は誰にも平等に24時間です。わたしは1日8時間前後の睡眠時間に取っているので、起きているのは16時間。そこから入浴、身支度といった時間を差し引くと、1日のうちアクティブに使える時間は15時間ほど。1年で換算すると5475時間です。(中略)

重要なのは、この限られた時間をどう使うかです。


・知らないことを知るって楽しいね(中略)好奇心のある大人は、子どものようにキラキラした表情を見せます。


・知らないことを知りたいという欲求。
何かを学びたいという欲求。
子どものような好奇心。

これがないまま、「このままでは食えなくなるかも」「今から何か準備しておかないと定年後に大変なことになるかも」という危機感から「変わらなくてはいけない」と焦っても、うまくいきません。

やらされ感からの行動では、本気になれないからです。


・見たことのないものに触れてみる。行ったことのないところへ行ってみる。食べたことない料理を試してみる。どれもこれも好奇心です。アクションを起こすと、心が動きます。好奇心の発する言葉に耳を傾けて、この機会に何か新しいことを始めてみましょう。


・マスメディアでのAI導入が進んでいます。ウォールストリート・ジャーナル、ロイター通信など大手各社は「1日に配信するコンテンツの25%にAIを使った自動化技術を取り入れている」と公表しました。

ロイター通信の場合、ある企業の株価が大きく値下がりしたことについて、AIが自動で「A社の株価が◯%下落した」という文章を作成。その後、AIはデータベースに蓄積されたデータと照合し、「この下落幅は◯年◯月以来の水準で、同業他社のB社との比較では……」と記事を続け、その企業や業界に詳しい専門家の紹介などを行い、締めくくります。

1本の記事の作成時間は10〜30秒。(中略)

決して人の手を離れることはないと思われていた新聞記者の仕事さえもAIに置き換わってきているのです。


・逆に言うと、機械とAIができるような単純労働やルーティンワークは、そんなものをなんでわざわざ人間がするの?という時代が訪れる。人間はもっと人間らしく会話をしようよ、触れ合おうよと。人の温かみを感じるサービスや商品をリスペクトしようよと。

✳︎孫正義氏談


・これからの50代が幸せになるためのお金の使い方は、次の4つのポイントが重要です。

●ものではなく経験にお金を使うこと
●自分が本当にやりたいことにお金を使い、生活の質を高めること
●ステレオタイプの価値観、周囲の目に振り回されないこと
●お金についてしっかり学ぶこと


・私は、ドイツ人建築家ミース・ファン・デル・ローエが提唱した「Less is more」という言葉が好きです。

意訳するなら、「より少ないことは、より豊かなことだ」となります。(中略)

よりシンプルに。


・一番恐れているのは他人の掟で生きることです。


・本質として、物を売っている人から教えてもらおうとするのはNGです。学ぶときは、中立な立場にある人から。儲け話を持ってくる人は、あなたに何か売ろうとしているわけですから、都合の悪いことは絶対に言いません。

ですから、金融、不動産、保険などの営業マンに何かを相談するのは意味のないことです。


・厚生労働省が行った平成28年の国民健康・栄養調査によると、40代で運動習慣がある人の割合は男性20.3%、女性13.4%、50代はそれぞれ25.5%、25.9%。運動習慣のある人が少数派であることがわかります。


・運動と食生活の改善、睡眠の質の向上。この3つが50歳からの体をコンディションを高め、クオリティ・オブ・ライフを向上させていくポイントとなります。


・ 50歳は体のマネジメントを真剣に始めるのにさらに最も適した時期です。(中略)

60代、70代になっても人生を楽しみたいから。(中略)

習慣化されれば、あとは自然に続けられるはず


・国税庁が行っている「民間給与実態統計調査」によると給与所得者(サラリーマン)(中略)

50代の平均年収を見てみると、50代前半の男性は649万円、50代後半では599万円。50代前半の女性は494円は、50代後半では457円となっています。


・ 2018年に行われた「家計の金融行動に関する世論調査2018 (2人以上世帯調査)」によると、50代の世帯の平均貯蓄額は1481万円、中央値(少ない順から並べたときに真ん中に位置する貯蓄額) = 900万円でした。


・これだけ変化が激しい時代には、長期プランを立ててもあまり意味がありません。


・大切にしているルールは、「何にも縛られないこと」「何からも解放されていること」です。これが私にとっての人生の豊かさの基準になっています。


・能力に報酬が支払われる複業の場合、こちらが費やした時間や努力が重要なのではなく、求められた結果が出せたかどうかが評価基準となります。それが時間給での複業との大きな違いです。


・自分の実績や強みを洗い出すステップは、あなたが周囲の人や社会に対してどんな貢献ができて何を提供できるかを棚卸しする作業にもなります。


・ここで言う「強み」とは、「人に教えられることを持っていること」です。ただ、誤解してほしくないのは、あなたが一方的に話したいこと、伝えたいことではないというところ。「人に教えられること」とは、「相手が詳しく知りたいと思って聞いてくれること」です。話した本人だけが「いいことを教えた」「伝えきった」と満足した気になっても、それは誰かに貢献したことにはなりません。興味をもたれる実績、相手が求めているトピックについて語り、伝えられることが強みです。


・アウトプットをし続けていくことの価値(中略)

相手が求めていないことをいくら発信しても、コントリビューション(貢献)にはなりません。ニーズとマッチしていることが重要です。


・インスタグラムを通じて世界中にファンを獲得してしまったbonpon511というアカウントのご夫婦をご存知でしょうか?

夫のbonさんと妻のponさん。2人は仙台で暮らす60代のご夫婦で、夫のbonさんが広告代理店を定年退職した年に、娘さんの勧めもあってインスタグラムを始めました。アップされてる写真は、2人のリンクコーデです。

リンクコーデとは、ペアルックとは違い、一部の色、柄、素材を合わせたり、靴やメガネのアイテムを揃えたりして、リンク、つまり「つながり」を持たせるコーディネートのこと。

※参考:bonpon511さんのインスタグラムはこちら


●書籍『50歳からのゼロ・リセット』より
本田 直之 (著)
出版社: 青春出版社 (2019年5月初版)
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