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かげした 真由子 氏 書籍『命日占い~大切な人との「隠された繋がり」を見つける』(サンマーク出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『命日占い~大切な人との「隠された繋がり」を見つける』(かげした 真由子 著、サンマーク出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「命日占い」は、占星術をもとにした方法でそれら「過去の出来事」の意味(解釈)を変えていきます。

・・・・・・と言っても、決して過去をなかったことにするのではありません。目を伏せていて気づけなかった「光」を見出すお手伝いをするものです。


・星がきれいに輝くのは、夜空があるからです。明るい空では星は輝けません。


・「命日占い」は、この世を生きるあなたと、あの世に旅立ってしまったあの人との関係性を「命日」をもとにうらなう占いです。


・ひと言で言うと、「命日占い」とは、「あなた」と「あなたにとって大事な故人」との今もなお続く関係性を知るためのツールです。


・例えば、ここ数年の間に流行した映画に『アナと雪の女王』や『グレイテスト・ショーマン』があります。ご覧になった方であれば、「ありのままの自分で生きるって素敵だなぁ」「私は私でしかいられない。それは人間として美しいことなんだ!」と、「大切な何かを思い出した」感覚があったのではないでしょうか。


・「死と向き合うこと」は、「自分を生きるため」に必要なことなのだ


・大事な人の「命日」と、あなたの「人生」はシンクロする


・「占い」の語源は「うら」=「裏」=「目に見えない心」を指します。現代の私たちにとって占いは「未来を言い当てるもの」というイメージが定着していますが、そもそも「見えないものを観察する」という意味なのです。


・昔の人は月の満ち欠けに沿って農耕を営みました。土の下に伸びる大根などの根菜類は、月の光が「下る(陰る)」とされる満月から新月の時期にタネを蒔き、上に伸びる果物などは新月から満月の間にタネを蒔くとよく育ったそうです。


・よく勘違いされるのですが、「命日占い」は、故人の「死の原因」や「無念がなかったどうか」「成仏されているかどうか」を探るものではありません。命日占いは故人のためのものではなく、あなたが「幸せに生きていくため」の占いに他なりません。


・「恨み」でさえ、もとをとどれば、「愛」です。「大嫌い」「恨み」というネガティブな感情の裏には、それほどまにして故人と繋がりを持っていたいという愛があるとも言えます。


・なぜ太陽の位置を見るのかというと、太陽は「魂そのもの」を象徴する天体と考えられているからです。これが西洋占星術の仕組みです。


・誕生日は、宇宙(星)があなたを「この世に生み出そう」と意図した日。命日は、宇宙(星)が故人を「あの世に送り出そう」と意図した日と解釈します。つまり、「命日」とは魂のもう1つのお誕生日だと言えます。


・法要には「初七日」とか「四十九日」「一周忌」といったものがあります。これらのシステムは私たちが喪失体験を乗り越えるには、とても理にかなったものだと感じています。

悲しみを癒すには、最初は7日、そして49日と・・・・・・段階的な時間の経過が必要だからです。


・私たちの感情システムは「悲しみだけを抑えて、喜びだけを感じる」という便利な仕組みにはできていません。そのため、悲しみという感情を抑えてしまうと、喜びの感情も同時に抑えてしまうのです。ですから、いっぱい泣けばいいんです。


・植物人間(中略)それは『ごめんね』や『ころして』と言っているようにも感じて。(中略)

娘さんから受け取られていた「ごめんね」は「お母さん、ありがとう」で、「ころして」は「あの世に行ってもお母さんの子だよ」なのではないかと。


・与え上手は受け取り上手なのです。(中略)大事なのは「助け、助けられ」のワンセットで携えることです。


・「陰」と「陽」、「プラス」と「マイナス」など、対極にあるもの同士が揃うと何かが生まれるのが宇宙の原理。例えば「男」と「女」の間には「新しい命」が生まれ、さらに「親」と「子」の間には「愛」が生まれます。


・物事に行き詰まった時、私はよく問題を“前向き”に保留します。まるで箱にしまっておくように。忘れ去るのではなく保留、つまりワインのように熟成させておくのです。

それは次に蓋を開けた時、答えがぽろって生まれることはあるのを経験的に知っているからです。


・つまり、常に本質に目を向けている人は、問題を解決するのも早いということです。


・「私の親は毒親なので、私は不幸だった」という表現に出会うたびに、そう主張する人は、「大事なもの」から目を背けているように思えてなりません。

この場合、この主張に隠された本質は、「不幸な子供」ではなく、「親から、本当はもっと優しく愛を向けて欲しかった」という子供の気持ちではないでしょうか。

もしかしたら、そんな純粋な自分の気持ちに触れることに抵抗があるため、無理やり「毒親」という言葉で本音をかき消しているような気さえするのです。


・命日が残した、あなた自身の「課題」

「出会う人からギフトを受け取ること」が、あなたの課題です。(中略)

例えば、
「人に親切にしてあげるのは気兼ねなくできるけど、されるのは気が引ける」
「友人や会社の人に褒められると、どんな顔をしていいか分からない」
など、「受け取ること」が苦手な人は本当に多いのです。自分がやったことへの対価として受け取ることはできても、無条件のギフトは受け取れないという方も多いと言えます。 (中略)

「可愛い」と褒められたら、「そんなことないです」ではなく「ありがとう!」。(中略)

「今日はごちそうするよ」と言われたら、「大丈夫です。申し訳ないので、自分で払います」ではなく「ありがとうございます!」。そうやって精一杯の笑顔で感謝の気持ちを伝える。


・「信用」と「信頼」には、どういった違いがあるのか? (中略)

「信用」は過去の実績や経験に基づいてするもので、「信頼」は無条件にするものだと考えます。つまり「信頼」とは、信じることに「理由(裏付け)はない」と思うこと


・責任感の強いあなたは「悲しんではいけない」と思い人一倍強いため、悲しみを避け、無理に前向きになろうとしがち。その結果、無力感に襲われることもあります。

そうなりそうな時は、迷うことなく止まってください。(中略)どうぞ悲しむ時間と安心な環境を自分に用意してあげてください。


・つまり「目的」は一緒ですが、「手段」が違うということです。これがとてもいい結果をもたらします。なぜなら「完成」という目的に対して2つの視点が入るわけですから。(中略)

何かを生み出すことができるということです。


・命日が残した、あなた自身の「課題」

「真実は1つではない」という目線を持つことがあなたの課題です。(中略)「たくさんの真実によって世の中はできている」という目線を持つことです。


・つまり私が言いたのは、自分にとっての真実以外を排除せず、かつ「その他の目線」をもとに「自分にとっての“1つ”を選ぶこと」が重要だということです。


・亡くなった人を思うこと、思い出を振り返ることは、決して“未練がましい”と表現されるようなネガティブなことではありません。故人との絆から勇気をもらい、あなたが今を生きるために、ときに必要な時間です。


●書籍『命日占い~大切な人との「隠された繋がり」を見つける』より
かげした 真由子 (著)
出版社: サンマーク出版 (2020年6月初版)
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