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宇多川 久美子 氏 書籍『薬剤師は薬を飲まない~あなたの病気が治らない本当の理由』(廣済堂出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『薬剤師は薬を飲まない~あなたの病気が治らない本当の理由』(宇多川 久美子 著、廣済堂出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・世の中には「薬で病気は治る」と誤解されている方が多いようですが、慢性疾患においては、薬は「症状を抑えるだけのもの」なのです。


・「薬を飲んで体調が悪くなった」(中略)

血圧の薬を飲めば、血圧は下がり、血圧が下がれば、確実に血流も落ちます。(中略)血流が弱くなったことで、不具合が生じても何ら不思議はありません。


・「薬を飲んで体調が悪くなった」(中略)

5年、10年かけて上がった血圧を、薬は2~3日で一気に下げてしまいます。それは見事な切れ味なのですが、そんな魔法の作用を起こすということは、血圧とは別な場所で、確実に違うことが起こっているということなのです。


・もう一度言います。副作用は薬を服用すれば、誰にでも同等に起こりうるものであり、私にもあなたにも起こりうるものなのです。(中略)

普段はサバ寿司を食べて何ともない人でも、体調が悪いときに食べたら湿疹が出てしまったということがありますよね。薬もまた体調が弱っていれば、それだけ悪い作用が出やすくなります。


・薬を飲むと体温が下がり、免疫力が低下する


・体温が下がれば、免疫力も低下します。免疫力と言うのは、体内に入った細菌やウィルス、異物等から自身の体を守る力のことで、これが低下すると多くの病気を引き起こすと言われています。


・薬が効かなくなるワケ

「最初は1錠で効いていた頭痛薬が常用しているうちに効かなくなり、2錠服用するようになった」。「1錠で効果てきめんだった便秘薬が、いつしか1錠では全く効かなくなり、2錠、3錠飲んでいる」。こうした経験をお持ち方は決して少なくないでしょう。

これは、薬に対する「耐性」ができてしまうためです。

「耐性」というのは、薬を繰り返し投与するうちに、身体が抵抗性を持つようになり、薬の効力が低下していくことです。


・うつ病の薬を長く服用すれば、身体の健康も心の健康も蝕(むしば)まれていく


・1に運動、2に食事、最後に薬


・デューク更家氏に弟子入りした当初も薬を飲んでいました。頭痛薬、ビタミン剤、胃腸薬、筋弛緩剤(きんしかんざい)などを合わせて、7種類の薬を1日合計17錠飲んでいるときもありました。


・自分の声に耳を傾ける

かつて私は「痛みは悪いもの」と考えていました。肩がこっている状態は悪い、頭が痛い状態は悪い、と。そして、その悪い状態を解消するために、薬を飲んでいたのです。痛みから解放するという結果が全てで、そこには、なぜ痛くなったのかという原因を探る姿勢は一切ありませんでした。


・かつて私は「痛みは悪いもの」と考えていました。(中略)そして、その悪い状態を解消するために、薬を飲んでいたのです。(中略)

痛みを止めるために飲んだ鎮痛剤によって一時的に痛みを抑えられても、その作用が切れれば、さらなる痛みが襲ってくる。つまり、薬が痛みを呼び、痛むから薬を飲むという悪循環が生まれてしまうのです。


・なぜ身体の冷えが生理痛を引き起こすのかといえば、冷えによって血液の循環が悪くなり、その結果プロストグランジンが骨盤内に滞留することで、痛みが強くなるからです。またストレスは、自律神経のバランスを崩すことによって、血行を悪くし、身体を不快な症状に対し過敏にしてしまうのです。


・湿布(中略)

外用薬だからといって、薬自体の作用が貼った部位だけに留まるということはありません。経皮吸収といって、私たちは皮膚からも物質を吸収するのです。


・湿布(中略)

外用薬だからと用法・用量に頓着せず大量に使用すると、内服薬を飲んだのと同じ作用を身体に及ぼすことになるのです。


・湿布を貼りすぎたことよって胃を痛めている人はよくいます。


・風邪薬では風邪を治すことはできません。薬によって症状を抑えている間に、私たち自身が、自分の自然治癒力によって治しているだけの話です。


・発熱は、身体が病気から身を守ろうとして闘っている状態です。平熱では対処できないため、熱を上げて、免疫の働きを高めようとしているのです。


・切り傷、やけどにはどんな処置をしたらいいですか? (中略)

今は傷口を水で十分洗い流した上で、傷口にラップをかけるのが常識となっています。なぜ水なのかといえば、消毒液をかけてしまうと、外から入ったばい菌と一緒に自分の体が自然治癒力として出しているリンパ球や白血球といったものまで殺してしまうからです。傷を治そうとしているものを取り払ってしまっては、明らかに治りが悪くなります。

また、なぜラップなのかといえば、傷口を乾かさないためです。身体の傷口に自ら液体成分を出して傷口を治療しようとするのですが、絆創膏はその大事な液体成分を吸収して、傷口を乾燥させてしまうのです。


・西洋薬が石油由来の合成品であるのに対し、漢方薬は天然成分からなる製薬(中略)

けれど、残念ながら製薬だからといって、副作用が全くないわけではありません。


・生物である人間には、生命力を持った食べ物こそが栄養になると私は思います。ですから、農薬だらけの野菜や添加物だらけの食品を「そんなものよく食べられるわね」と言う人が、ピルケースからいくつものサプリメントを出して飲む姿は、私の目にはとても奇異に映るのです。


・アウターマッスルは瞬発力に関わっており、色が白いことから白筋(はっきん)とも呼ばれます。(中略)

インナーマッスルは、持久力に関わる筋肉で、赤色から赤筋(せっきん)とも呼ばれます。(中略)

人でいうなら、マッチョな重量挙げの選手や短距離走者は白筋がたくさんついていて、マラソン選手は赤筋をたくさん持っているというわけです。短距離も長距離もどちらも速く走れる人がいないのは、使う筋肉が異なるからなのです。


・インナーマッスルは直接内臓を刺激するため、内臓脂肪を燃焼させる効果が高く、脂肪がつきにくく、痩せやすい体になります


●書籍『薬剤師は薬を飲まない~あなたの病気が治らない本当の理由』より
宇多川 久美子 (著)
出版社: 廣済堂出版 (2013年12月初版)
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