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小林 弘幸 氏 書籍『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(大矢 たけはる 音楽、アスコム 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(小林 弘幸 著、アスコム 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・そもそも自律神経って、どういうものなの?

自律神経は、心臓や腸、血管などの臓器をコントロールする大切な神経です。「交感神経」と「副交感神経」は、綱引きのように働いて(交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキの役割と喩えられます)、臓器をコントロールしています。


・交感神経のアクセルを踏み込むと、血管が収縮して心拍数や血圧が上がり、気持ちが高ぶってアグレッシブな方向へシフトします。一方、副交感神経がブレーキを踏むと、血管が拡張して心拍数や血圧が下がり、気持ちが落ち着いてゆったりリラックスする方向へシフトします。


・人間の脳は、本能的に音楽を「快」と感じるようにプログラムされていることが明らかになりました。音楽を聞くことで、自立神経のバランスが整い、体がちゃんと働くのは、こんなメカニズムがあるのです。


・「日記」をつけることもたいへん有効だと考えています。「日記」と言っても、私がおすすめしているのは、「今日いちばん失敗したここと」「今日いちばん感動したこと」「明日の目標」をそれぞれ1行にまとめるという簡単なもの。(中略)

人間の心身の活動は、自分の過去や未来のイメージをふくらませようとすると、そのとたん、すっと落ち着いて平静を取り戻すようにできています。


・「ゾーン」とは、集中力が極限まで高まっていながら、心身は冷静でいられる状態のこと。交感神経と副交感神経の両方が高まった際に現れやすく、神がかり的なパフォーマンスを発揮できるのです。


・呼吸と自律神経は、切っても切れない関係にあります。呼吸が乱れれば自律神経も乱れるし、呼吸が整えば自律神経も整うもの、また、自律神経が乱れていれば呼吸も乱れるし、自律神経が整っていれば呼吸も整うものなのです。


・私が推奨しているのは「1対2の呼吸」です。(中略)

1数える長さで吸う
2数える長さで吐く


・睡眠トラブルは、ほとんどが自律神経のバランスの崩れからくる症状です。寝つきがよく、ぐっすり深く眠れることのできる睡眠は、副交感神経が引き上げられて脳と体が十分に落ち着くことによってこそ得られるものです。


●書籍『聞くだけで自律神経が整うCDブック』より
小林 弘幸 (著, 監修)
大矢 たけはる (音楽)
出版社 : アスコム (2014年10月初版)
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