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西田 文郎 氏 書籍『No.2理論~最も大切な成功法則』(「元気が出る本」出版部 編集、現代書林 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『No.2理論~最も大切な成功法則』(西田 文郎 著、「元気が出る本」出版部 編集、現代書林 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「潰れる会社」「伸び悩む会社」に共通する特徴。それはこれです。●優秀なナンバー2がいない


・ナンバー2がダメな会社未来はないからです。とくに発展途上の企業の場合は、ナンバー2で決まってしまう部分が非常に大きいのです。また、そうでなければ大きく発展しないのが会社という組織です。


・会社を潰すのは社長であり、会社を大きくするのはナンバー2である


・組織(中略)とは、「ある目的を達成するために、分化した役割を持つ、個人や下位集団から構成される集団」と出ています。大事なのは、“ある目的を達成するために”というところです。


・社長の号令だけでは、人の心まで変えられません。社長の意図や目的、将来のビジョンをわかりやすく、場合によっては一人ひとり説明し、メリットを理解させ、みんなの気持ちをのせていく。さらに自らが社員の手本となって働く


・ナンバー2は、メンバーをまとめて目的や目標を確実に、また効果的に実現するという、リーダーの役割の一つを主として担うポジションなのです。


・ナンバー1はアホほど向いています。もちろん目標を立てたり、戦略を練ったり、マネジメントのあり方も決めなければならないので、バカでは務まりません。

けれど世の中の常識人が聞いたら、「なんちゅうアホや」と言いたくなるような、とてつもなく大きく夢を、自分なら平気で実現できると思い込んでいるような、ドーパミン分泌過多系の“夢見るアホ”でも、ナンバー1は務まってしまうのです。


・ナンバー1に必要な第一の才能は、「夢見る力」です。たとえば、ホンダの創業者・本田宗一郎さんがそうでした。浜松の小さな町工場の“おやじさん”だった頃から、「いずれ世界一になる」という、人によっては誇大妄想や大ぼらとしか聞こえない、非常識な夢を平気で公言しているような、正真正銘の“夢見るアホ”でした。技術屋としての夢。


・ホンダのカリスマ経営者・本田宗一郎さんと、本田さんのナンバー2として25年間支え続けた大番頭、藤沢武夫さんが出会ったときの話です。(中略)

「金のことは引き受ける」と言ったあと、藤沢さんは「ただ」と続けました。

「今期いくら儲かる、来季いくら儲かるというような計算はいまはたたない。基礎になる方向が定まれば、何年か先に利益になるかもしれないけれど、これはわからない。機械が欲しいとか何がしたいということについては、いちばん仕事のしやすい方法を私が講じましょう。あなたは社長なんですから、私はあなたのいうことは守ります。ただし、近視的にものを見ないようにしましょう」(中略)

話がまとまるまで、わずか数分だったと言います。(中略)黄金コンビの誕生でした。


・尊敬や敬意の気持ちがなければ、人は100%指示通りには動けないものなのです。


・社長の意図に沿って考え、行動する。それがナンバー2の仕事なのです。


・●ナンバー2がナンバー1をナメているような組織は、いつか必ず崩壊する。
●ナンバー2がナンバー1を尊敬していない組織は、チャンスに弱くピンチに脆い。
●ナンバー2がナンバー1を立てていない組織は、組織全体の指示伝達回路があちこちでショートしていると思って間違いない。


・トップに気を使わせず、心もムダに使わせない。そして、トップとしての仕事に専念してもらう、それがナンバー2の最も大事な仕事です。


・家族経営・一族経営の悪いところが出てしまったのです。ナンバー2のほうはトップに甘え、トップである兄は「部下の前で、左遷したり、クビにしたりするのはかわいそうだ」と甘やかしてしまったのです。


・「言うべきことは言う」「正すべきことは正す」。


・今も昔もナンバー2に求められるのは、処理能力・遂行能力です。


・ノウハウは、職場のみんなに共有されてこそ大きな力になる。


・優秀なナンバー2になるには、どうしたらよいのか。その第一は「トップの考えを徹底的に理解する」ことです。


・会社の根本理念を語り合い共有する(中略)

ホンダには「あの二人は1日24時間のうち、20時間は話し合っていた」という伝説が残っているほどです。(中略)

本田・藤沢の絶妙なコンビネーションは、単なる偶然や天の采配ではありません。互いに理解し合う努力を惜しまなかった、そういうところから生まれたのです。


・会社の根本理念を語り合い共有する(中略)

最も基本である経営理念について、話し合ったことがあるでしょうか。どういう会社をつくりたいか。そのために今、何をしなければいけないのか。きれい事や建て前の話ではありません。


・「自分の美学」を捨てよ。これがナンバー2の心得②です。自分の考えや価値観は捨てて、ナンバー1に従う。これほど難しいことはありません。つい自分が出てしまう。


・ナンバー1の考えを理解し、その分身に徹する。(中略)もっと具体的に言えば、「自分が成功することよりも、トップを成功させることに夢中になれますか?」ということです。


・「自己犠牲」という美学です。(中略)

人が自分を肯定するには、まわりの人の認められ、評価されることが必要でした。それが承認欲求の意味です。(中略)

ところが、誰かのために行動するときは、他人の評価される必要がないのです。


・ナンバー2の美学(中略)

ナンバー1を補佐し、ナンバー1を成功させることで自分も成功できる。人を大きく生かすための努力が、自分を生かすことにもなる。


・大成功者の条件は、ナンバー2に惚れられることです。逆に言えば、ナンバー1を大成功させるには、ナンバー2がナンバー1に惚れればいい。


・世の中にはときどき子供の前で平気で父親をバカにしたり、蔑ろ(ないがしろ)にしたりする母親がいますが、とくに男の子にとっては、「否定的な父親像」を持つことは非常に不幸なことなのです。というのも男の子には、父親こそ将来の自己イメージであるからです。


・心得③「ナンバー1に心底惚れよ」


・心得④「どうしても惚れられなければ、尊敬せよ。尊敬もできなければ、せめて好きになれ。好きにもなることもできなければ、仕方ないから形だけでもナンバー1を立てろ」


・ホンダのナンバー2・藤沢武夫さん(中略)

本田社長にアイデアを話すと、「50ccでは乗れるオートバイなんかつくれるものか」と一蹴されます。(中略)

二人でヨーロッパに旅行したとき、逃げ出せない飛行機の中で「(ユーザーの)底辺を広げない限り、うちに将来はない」と力説しました。(中略)

スーパーカブが完成したのは1年後。


・スーパーカブ(中略)

ホンダが発展するジャンピングポイントとなったスーパーカブは、意外なことに「販売と経営のことは私に任せて、あなたは好きなものをつくってください」と言った、ナンバー2のアイデアから生まれたものでした。


・スーパーカブ(中略)「(ユーザーの)底辺を広げない限り、うちに将来はない」という、経営的な危機感が生んだ結晶型だったと言っていいでしょう。


・スーパーカブのヒントが、藤沢さんのナンバー2としての役割である営業の、「底辺をもっと広げなければ」という発想から来たように、ナンバー2のテリトリーで考えろということです。

もし藤沢さんが、トップの本田さんと同じ土俵で、「もっと優れたオートバイをつくるには」と考えたら、このアイデアはなかったのです。


・ナンバー2にこんな人を絶対選んではいけない(中略)

●利口ぶっている人(小利口)(中略)
●容量の良すぎる人(中略)
●自分勝手なベテラン(中略)
●法令遵守(コンプライアンス)の精神に欠ける人
●自分を大きく見せようとする人


・私たち人間は、短期的には「自分の利益のため」だけでも頑張れます。しかし長期的には、どこかに「社会のため」「人のため」という大義がなければ頑張り続けられません。皆さんが考えている以上に、私たちは社会的な動物なのです。


・任せろ、しかし放任はするな。ナンバー1が肝に銘じておくべき最も大事な心得です。


・世の中には、常に三種類の人間がいます。一つはいい加減な人間です。(中略)もう一つは、一生懸命な人間です。(中略)最後が本気になれる人間です。(中略)

何ごとでも「自分がやりたいからやる」と考えられる、主体的な人間だけが本気になれるのです。人を向上させるのは、この本気さです。


・本田技研工業の経営に参加して25年目に当たるその年。藤沢さんが引退を申し出ると、本田さんは「二人いっしょだよ」と答えたそうです。

「まあまあだな」
「そう、まあまあさ」
「ここらでいいということにするか」
「そうしましょう」
「幸せだったな」
「ほんとうに幸福でした。心からお礼いいます」
「おれも礼をいうよ、良い人生だったな」
羨ましくなるような、見事な幕引きです。


・チームや会社が伸びる。それは自分が伸びることです。


・自分が優秀になる一番確実な方法は、自分が今いる、この場所を発展させることなのです。言い換えれば、今いる場所のトップを盛り立てていくことです。


●書籍『No.2理論~最も大切な成功法則』より
西田 文郎 (著)
「元気が出る本」出版部 (編集)
出版社 : 現代書林 (2012年11月初版)
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