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杉村 貴子 氏 書籍『たとえ明日終わったとしても「やり残したことはない」と思える人生にする』(日本実業出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『たとえ明日終わったとしても「やり残したことはない」と思える人生にする』(杉村 貴子 著、日本実業出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・セネカは「生きることは死に向かう旅にすぎず、人は生まれた瞬間から、日々、私に向かっていくものだ」とも言っています。


・やり残したと感じるのは「やりたかったのに、行動しなかった」ことでしょう。


・「やらなかった後悔」の方が強く残るのです。


・行動しなくて後悔したことは心に残り続けます。時間がたつごとに大きくなっていくこともあるでしょう。それが人生の最後に次々と浮かびあがってくるのかもしれません。


・杉村太郎は日本初のキャリアデザインスクール「我究館」の創設者です。


・「やるべきこと」ばかりに追われていると、自分らしさ(自分が望んでいる姿や自分が望んでいるあり方)を見失ってしまったり、しんどくなったり、心が疲弊してしまうこともあります。


・「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」

(公益法人日本WHO協会HP「世界保健機構(WHO)憲章とは」より)


・全米キャリア発達学会の元会長のサニー・ハンセン博士は、幸せに欠かせない具体的な要素を「4L理論」として示しました。それらのLの頭文字ではじまる次の4つです。

◇Labor(仕事):本業、副業・複業問わず収入を得る活動、家事や社会貢献など

◇Love(愛):家族やパートナー、恋人、仲間、ペットなどの大切な存在と、一緒にすごすための時間

◇Leisure(余暇):趣味、スポーツ、休養、地域活動など

◇Learning(学び・自己成長):読書、オンライン教育、セミナー参加などで学んだり、ほかの3つを受けて自己成長している実感。


・「仕事」「愛」「余暇」「学び・自己成長」のバランスを大切にするのが、ハンセン博士の「4L理論」です。


・心が満たされていないと、自分のことで精いっぱいになってしまい、他人を思いやることはできないものです。まず、わたしたちひとりひとりが、自分のコップに水を満たしていく必要があるのです。


・ポジティブ心理学では、仕事に限らず自分の「強み」が発揮できているときに、もっとも充実感を感じ、幸せを実感しやすいと言われています。


・ポジティブ心理学では、「人の普遍的な強み(キャラクター・ストレングス)」として、次の6つの領域で24の「強み」をあげています。この中には、あなたの「強み」にあてはまるものが必ずあるはずです。

◇知識・知恵 : 創造性・好奇心・向上心・知的柔軟性・大局観

◇勇気 : 誠実さ・勇敢さ・忍耐力・熱意

◇人間性 : 親切心・愛する力(愛される力) ・社会的知性

◇正義 : 公平さ・リーダーシップ・チームワーク

◇節制 : 寛容さ・謙虚さ・思慮深さ・自律心

◇超越性 : 審美眼・感謝・希望・ユーモア・スピリチュアリティ(精神性)


・自己肯定感 : ほかの人と比べることなく、ありのままの自分を肯定する感覚


・自己受容感 : あるがままの自分を理解し認め、受け入れる感覚


・できない理由が浮かぶのは、心理学で言う「現状維持バイアス」が働いているためです。「現状維持バイアス」とは、現状から未知の状態への変化を「安定した現状がなくなってしまう損失」と認識する心理的な傾向のこと。つまり、変化を恐れているのです。


・世の中には、何ひとつあたりまえのことなどありません。しかし、日常ではあたりまえのことはあたりまえに存在するので、大切なものほど失ってはじめて、二度と還らないものだったということに気づくのです。


・世の中には、何ひとつあたりまえのことなどありません。(中略)

「時間」に対してはどうでしょうか?

時間は減っていくのが目に見えないだけでなく、人生が終わるときには、文字通り時が止まってしまうこともあるのに、その使い方や使い道を考えながら生きている人は少ないのではないでしょうか。今生きてるこの時間こそ、二度と還らないものなのに。


・とくに日本人は、死をタブー視する傾向があるので、縁起でもないと考える方もいるでしょう。しかし、わたしたちは生まれた瞬間から、自分の持っている時間を使って、死に向かって生きています。


・ポジティブ心理学では、人間とは、さまざまな人との「つながり」のなかで、自分自身の存在意義を見いだすとしています。つながる分野が多岐におよべばおよぶほど、その人の存在も、多様な意味を持つことでしょう。


・『定年後』(中央公論新社)の著者で、人事・キャリアコンサルタントの楠木場新さんによると、定年後、自由な時間は約8万時間あるそうです。しかも、この8万時間というのは、20代から60代までに働いてきた時間よりも長いとも言われています。


・自分の心に余裕があるかないかは、自分の机まわりを見ればわかるんですよ。


・「忙しい」ということは、心を亡くしている状態です。そのようなときこそ、心を整えるべく意識的に身近なところから整理整頓をしてみましょう。


・自分のためにお金を使っても、必ずしも幸福になれるわけではないのです。むしろほかの人のためにお金を使うほうが、幸福度は高くなり、その幸せが長く続くのです。


・どんなことにも教訓はある。君がそれを見つけられるかどうかだ


・わたしたちは、人生の30%程度は寝る時間に費やし、40%程度を「習慣的な行動」が占めているそうです。


・ロンドン大学の健康心理学者の実験では、「新しくはじめる物事が習慣化されるまでに要する期間は、早い人で数週間、平均66日必要である」と言われています。


・「今、自分ができることを精一杯やる」。その連続が後悔しない人生になるのかもしれません。


・「幸せ」とは、あたり前のようにすぎていく日常のなかにあること。さらに言えば、あたりまえのようにあること自体、じつはあたりまえではないことに気づけること。それが「幸せ」なのだと、わたしは今思っています。


●書籍『たとえ明日終わったとしても「やり残したことはない」と思える人生にする』より
杉村 貴子 著
出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社
発売日 ‏ : ‎ 2023/3/10
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