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ムック『在宅避難で役立つ食まわりの知恵から日ごろの備えまで クックパッド防災レシピBOOK』(クックバッド株式会社 監修、扶桑社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、ムック『在宅避難で役立つ食まわりの知恵から日ごろの備えまで クックパッド防災レシピBOOK』(クックバッド株式会社 監修、扶桑社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・避難行動において、自分や家族の安全性を十分に考慮した上で自宅で避難生活を送ることを、「在宅避難」と呼びます。


・在宅避難で、本当に大事なこと(中略)

クックパッドユーザーへの在宅避難に関するアンケート(上記)によると、1位が「食と水の確保」で食べ物や飲み水のストックに関すること。2位が「トイレ、お風呂、洗濯など生活用水」に関する悩みです。水に関連した課題が1位と2位で半数以上を占めることがわかりました。


・食のストックはどうする? (中略)

そこで有効なのは「ローリングストック」術。よく使う食材を一定量買い置きし、賞味期限の近いものから普段の食事に取り入れ、消費する方法です。


・何をどんなふうにストックする? (中略)

焼き鳥やツナの缶詰などは、タンパク質が豊富に含まれる上、調理せずに食べられるので、災害時にも重宝します。

一方、おにぎりやパンなどといった炭水化物類は、避難所へ行けば援助物質としてまかなわれることも多い食べ物です。比較的容易に入手できるので、あんまり神経質になる必要はないでしょう。


・停電時の冷蔵庫の扱い方

停電直後は低温状態が保たれる

停電しても、扉を開けなければ、密閉性の高い冷蔵庫内の温度は、すぐには上昇しません。(中略)

被災6時間後が扉を開ける目安


・電気は3日を目安に復旧する

ライフライン(電気・水道・ガス)の中でも、電気は比較的早く復旧します。東日本大震災(2011年でも3日後には約80%が復旧。


・災害時は、ポリ袋料理が大活躍(中略)

耐熱のポリ袋を用意!

加熱料理をする際は、高密度ポリエチレン製のポリ袋を使用してください。透明なビニール袋や低密度ポリエチレン製のものはNG


・ポリ袋調理の基本

基本は食材を入れて、湯せんにかけるだけですが、いくつかポイントがあるので、正しい知識を身につけましょう。

1 ポリ袋に食材と調味料入れる(中略)

2 手で揉んで混ぜる(中略)

3 空気を抜いて上の方で口を結ぶ(中略)

4 鍋に水をはり、耐熱皿を敷く(中略)

ポリ袋が鍋底に直接当たると、熱で破れる可能性があるので、水を入れて耐熱皿を敷いておきます。

5 鍋にポリ袋を入れて加熱する(中略)

6 トングで取り出して器に盛る


・身につけるべきは節水のワザ(中略)

包丁、まな板はなるべく使わない(中略)

お皿にラップをかぶせて洗い物を減らす(中略)

食材の水分を逃さず無水調理

水が使えなくても、食材の持つ水分を利用して調理することは可能。専用の鍋がなくても、フタをきちんとすることで、蒸気を逃がさず、鍋の中身が自然に蒸されます。しかも、無水調理は素材のうま味が最大限引き出されるので、料理がとても美味しく仕上がるという効果も。


・水! 缶詰! カップラーメン! これは必需品だった

とにかく野菜や肉、魚などは手に入らなかった。塩分をとりすぎたためか、驚くほどむくんだ(中略)

飴など甘いものはあった方がいい!

子どもたちのおやつは、不安な気持ちを落ち着かせる

非常時だからこそ、食事以外の甘いものが果たす役割は大きい

クックパッドユーザーの声


・鍋料理でおなじみのカセットコンロは、電気やガスが止まったときの調理ツールとして役立ちます。とはいえ、誤った使い方をすると2次災害を誘発する危険も。使い方のポイントを知っておきましょう。

× 危ない

●2台以上並べて使う(熱がこもる)
●大きな調理器具を使う(同)
●テントで使用(酸欠、一酸化炭素中毒)
●カセットボンベを車内で保管する

⚪︎ 正しい

●コンロとボンベは同じメーカーで
●ボンベを本体にきちんとセットする
●壁やカーテンから15cm以上離す
●コンロの寿命に注意する(約10年)


●ムック『在宅避難で役立つ食まわりの知恵から日ごろの備えまで クックパッド防災レシピBOOK (扶桑社ムック) ムック – 2019/8/23
』より
クックバッド株式会社 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 扶桑社
発売日 ‏ : ‎ 2019/8/23
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