FaxDMトップ > FAX DMの豆知識 > FAX DM 原稿作成のコツ > 送信タイミングと書店の特性

[ FAX DM 原稿作成のコツ ] 

送信タイミングと書店の特性

あなたの会社もしくは勤務先にFaxで届いたDMを見たことがありますか?

見たことないよっていう方やタイトル見て捨てる方、いろいろなケースがあると思います。「送信タイミングなんていつでも同じでしょう。」って思われるかも知れませんが意外にもタイミングによっても反響は大きく変わります。


書店がFaxDMを見る曜日とは?

過去書店からの注文時間を「曜日」軸ごとに集計を取ると金曜日に注文が届くことが多いです。この背景には、来週以降に揃えたい本を1週間まとめてやっているのことが予想されます。

あと、送信を避けたほうが良い曜日があります。それは、月曜日です。なぜなら、この曜日は、取次からの配本が大量に届く曜日なので忙しいからです。 


書店がFaxDMを見る時間とは?

14~15時です。過去書店からの注文時間を「時間」軸ごとに集計を取ると16~17時に注文が届くことが多いからです。つまり、その時間帯に一番上にFAXDMが届くようにということで、14~15時をオススメしております。
 

書店が「もっと情報のファックスください。」というタイミングがあります。

それから、「いい書店、人気の本屋に学ぶ成功のヒント(発行者:マサさん)」という書店員が発行しているメルマガがあって彼がこんな面白いことを書いていました。

 --- 抜粋 ここから -------------------------------------

「普段は鬼のように大量に送ってくるくせに、大事な時にFaxが全然ない。」

お正月の喧噪も少なくなってきた今日この頃(2005年1月11日配信)、本屋は、「暇」です。なぜ、暇なのか?それは、「雑誌・書籍の入荷が少ないから」です。

雑誌の入荷は1/4から始まりました。ただ、前回が合併号だったりで、全部の雑誌がくるわけではありません。書籍にいたっては、1/7から初めて、今月の新刊が入ってきました。当然、補充も入ってきません。

一気に仕入れを強化しようと、ダイレクトメールやファックスをチェックしました。普段書店には、大量の本の新刊情報やセットもの情報、「テレビで取り上げられました!」なんて情報が送られてきているのです。まあ、時間がないので、だいたい見ずに捨てちゃうコトが多いんですが。

それが、正月明けのファックスの少ないこと。

普段は鬼のように大量に送ってくるくせに、大事な時に全然ない。しかたなく、数少ないファックスとにらめっこして注文したり。

出版社さん、取次さん。こういう時が、書店は狙い目ですよー。というか、もっと情報のファックスくださーい。棚がたがたです。

 --- 抜粋 ここまで -------------------------------------
          * 2005年1月11日配信 0027号 メルマガより一部抜粋

ということは、ジャンルにもよりますが、年間で雑誌の合併号が出る可能性が高い、5月のゴールデン・ウィーク、8月のお盆、12月の年末年始の時期は比較的時間ができるということになります。

弊社のクライアントで、新刊案内を1月3日に送信しました。その結果を聞いたのですが、細かい集計は残念ながら取っていないとのことでしたが、「予想以上の反響が取れたました。」と丁寧なお礼を言われました。

ちなみに一番売れている「週間少年ジャンプ」は毎週月曜日発売で「週間少年マガジン」は毎週水曜日ですので、その曜日も忙しいということにもなりますね。

他には日曜日に営業している書店では比較的に新刊の情報を見られる時間もあるのとのことで結構穴場的な時間帯とも言われています。

それから逆に避けたほうがいい時間帯というのもあります。書店には自宅兼で営業しているケースもあるので遅い21時以降の送信は避けるということです。

 

高反響をとるFaxDMの日程術

1
送信タイミングは金曜日で、書店が注文をする時間帯前の14~15時がオススメ。
2
雑誌の合併号が出る可能性が高い、5月、8月、12月などの時期を逃すな。
*合併号の出る時期は毎年違いますので一番売れている週刊誌の版元にその時期が近づいたら聞くとすぐ教えてくれます。
3
日曜日の営業時間帯も他社の送信量が少ないため穴場。
4
夜の送信は21時までに終了するように。