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[ 出版業界について ]

本の販売ルートについて

本の販売ルートには、以下があります。

 1、 書店ルート
 2、 取次経由ルート(主にコンビニエンスなど)
 3、 卸売ルート(新聞社やコンビニ親会社)
 4、 生協ルート
 5、 鉄道弘済会ルート
 6、 スタンド販売ルート
 7、 輸出ルート
 8、 その他

ちなみに書店ルートの2004年販売額はというと
                【販売額】       【構成比】
書店ルート     :   1兆5481億円    65.9%
取次経由ルート :     4910億円    20.9%
卸売ルート     :      1785億円     7.6%
生協ルート   :         559億円     2.4%
鉄道弘済会ルート :      347億円     1.5% (キヨスクなど)
スタンド販売ルート:      213億円     0.9%
輸出ルート   :        152億円      0.7%
その他    :         32億円      0.1%
合計     :        2兆3481億円


また、売上構成比20.9%を持っている取次経由ルートのコンビニエンスの年間売り上げ順に見ると

  【企業名】        【年間総売上】  【店舗数】  【書籍・雑誌売上額】 【構成比】
 1、セブンイレブン    2兆4408億円   10,826     1879億円       7.6%
 2、ローソン         1兆3290億円    8,077      823億円        6.1%
 3、ファミリーマート     9984億円      5,994      509億円        5.0%
 4、サークルKジャパン  5038億円      2,855     302億円        5.9%
   (ユニー)
  5、サンクス         4035億円      2,273      294億円       7.2%
 6、デイリーヤマザキ     2570億円      1,937      179億円       6.9%
 7、ミニストップ         2527億円      1,563      222億円      8.7%
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 11、スリーエフ         1101億円      631      107億円       9.8%
 合計(28社計)       7兆4322億円   42,299     5,007億円     6.7%

となっている。ここでは売上一番に業界トップに君臨するセブンイレブンが突出していることがわかる。また、年間総売上に占める書籍・雑誌扱いの比率は業界全体は6.7%だが、スリーエフの9.8%、ミニストップの8.8%と高いことがわかる。