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[ 出版業界のトピックス ]

闘病したときに読む本を探す方法

がんや脳疾患など病気になってしまった場合、患者や家族は何をしたら良いのでしょうか?

通いの医師に聞くことはもちろんだが、実際に病気を経験し克服した経験者の声を聞きたいものです。また、経験者の声を聞くことで多くの方法や対策を知ったり、病気に打ち勝つ支えが欲しいものです。

そこで、はじめたのが「闘病記ライブラリー」(国立情報学研究所・高野明彦教授)だ。

このサイトは、「闘病記」を専門に収蔵した本を病名から探せる図書館である。特長としては、「がん」「脳の病気」といった12の分類にわけ、病名から本を見つけることができることである。闘病記700冊を57病名に分類、病名ごとにネット上の本棚で表紙や概略を見て検索できる。今後も増える予定。