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[ 出版業界について ]

新刊点数が増える理由

出版科学研究所の『2009年出版指標年表』によると、新刊が増えています。ここ数年の新刊点数は以下です。

2000年    67,522 冊
2001年    69,003 冊
2002年    72,055 冊
2003年    72,608 冊
2004年    74,587 冊
2005年    76,528 冊
2006年    77,722 冊
2007年    77,417 冊
2008年    76,322 冊

出版業界の昨今は残念ながら多産多死の状況です。その背景には、本が売れないことがあげられます。売れないために次の新刊を出すことで補っているのが現状。また、本をつくるコストがここ10年間で3分の1ぐらい安くなっていることもあります。