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[ 出版業界について ]

売れ筋商品は新刊やベストセラーだけではない

「出版販売の基礎知識(トーハン 刊)」より


一般に売れ筋商品というと、話題性もあって注目度の高い最新刊やベストセラー、季節性の高い商品などがイメージされます。


しかし、書籍全体の売行き傾向を見ると、実は新刊商品よりも既刊商品のほうが比重は大きくなっています。


日常の業務の中では、何かと話題の多い新刊にばかり目を奪われがちですが、読者にとっては本を初めて手に取った時、その本はその読者にとって”新刊”となります。


そうした意味から、店頭の商品管理で重要なのは、在庫点数において商品構成の中核をなす既刊商品といえます。


そして、既刊商品の中でも、息長く売れ続けているロングセラーを管理することが非常に重要です。ロングセラーは「定番商品」ともいいます。定番商品で店頭在庫の土台づくりをすることが、売れる棚づくりの基本となります。
     
              
   
※出版販売の基礎知識
~書店実務マニュアル~より
発行:トーハン刊行
編集:株式会社トーハン・コンサルティング
頒価:1,050円
TEL:03-3267-8686
http://www.tohan-c.co.jp/