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[ 出版業界について ]

出版物の発売委託先 一覧(口座貸し)

書籍の奥付に“発行元”と“発売元”と2つに分かれて書かれていることがあります。それが、発売委託されて出版したものになります。


要するに、“口座貸し”や出版物の“販売提携”と言われるものです。この“口座貸し”や“販売提携”は、出版社が取次との口座を開設していなくても書店に流通してもらえるサービスになります。特に、取次との口座開設が難しい出版社に代わって全国の書店へ販売代行してくれるものです。


とりわけ、出版物の発売委託先でよく聞くのが「星雲社」です。では、星雲社と契約を結ぶにあたり、どのような条件になって委託するメリットは何があるのでしょうか?


また、手数料はどの程度かかるものなのか1984年と古い書籍になりますが、『素人でもできる出版社のつくり方(嘉藤 慎哉 著)』より、諸条件についてご紹介したいと思います。


------- 『素人でもできる出版社のつくり方(嘉藤 慎哉 著)』より ---------


では、どのような出版社が『星雲社』と契約を結べるのだろうか?社長の平野明久氏は次のように語る。


「条件は二つあります。第一点は、最低年間に二~三冊の書籍は出版できるだけの機能をもっているかどうかということ。第二点は、社会を混乱に陥れるようなものでないこと、抽象的ですがそういうことです。」(中略)


それでは、もし『星雲社』と契約を結んだ場合、どのようなことをしてもらえるのか、『星雲社』の機能というべきものをみていこう。


第一に、取次店に対する折衝を引き受けてくれる。(中略)

第二に、書店からの注文に対する各取次店への出荷を代行してくれる。

第三に、書店から取次店を経由して戻ってくる返本の管理をしてくれる。これは『美光社』という出版サービスの専門会社と提携して行われ、返本の再生研磨(汚れ傷んだ返本をグラインダーで磨いて新品同様にすること)。カバー掛け替え、帯取り替えなどの作業も加えられる。

第四に、各取次店、書店向けの販売促進活動も代行してもらえる。
さらに、情報誌や図書目録の発行、編集業務の代行、印刷、製本業者の凱旋なども行われ、最後に最も重大な、売上代金の回収と支払送金が行われる。(中略)


手数料はどのくらい見込んでおけばいいのだろうか?平野明久氏によると、一律に何パーセントと決まられているわけではなくて、出版物の定価や部数、実力によっても異なるそうだが、およそ四~六パーセントだそうだ。


※書籍『素人でもできる出版社のつくり方』(嘉藤 慎哉 著、あいであ・らいふ 刊)より
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実際の取引方法や条件などは、直接、各会社にお問い合わせください。
 

主な出版物の発売委託先 一覧(口座貸し)


●株式会社星雲社
〒112-0012
東京都文京区大塚3-21-20
電話:03-3947-1021
FAX:03-3947-1617
 
 
●株式会社興陽館
〒113-0024
東京都文京区西片1-17-8 KSビル7F
電話:03-5840-7820
FAX:03-5840-7954
URL:http://www.koyokan.co.jp
 
 
●株式会社ブイツーソリューション
〒466-0848 愛知県名古屋市昭和区長戸町4-40
電話:052-799-7391
FAX:052-799-7984
URL:http://www.otegarushuppan.com/distribution/