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注文品の返品に対する出版社の考え方

取次・書店からの注文品の返品に対する出版社の考え方
書籍「消える本屋(山田 淳夫 著、アルメディア 刊、1996年7月初版)」より

考え方の内容
大手
出版社
中堅
出版社
小規模
出版社
全体
注文品であってもすべての返品を認めている
 
4 %
26 %
38 %
29 %
注文品についても返品期限を設け、返品期限後はいちおう返品を認めないことにしているが、期限をこえても事実上返品を認めている
 
43 %
39 %
48 %
42 %
本の種類によって返品を認める場合と認めない場合がある
 
51 %
27 %
22 %
27 %
注文品については返品を認めていないが、取次から返品されると受けざるをえない
 
17 %
35 %
35 %
34 %
注文品と委託品の区別ができないのでやむをえず、注文品についても返品を認めている
 
61 %
35 %
36 %
37 %
注文品についても返品期限を設け、返品期限をこえたものは返品を認めない
 
9 %
8 %
4 %
7 %
注文品の返品をいっさいうけつけていない
 
9 %
3 %
3 %
3 %

※書籍「消える本屋~出版流通に何が起きているか(山田 淳夫 著、アルメディア 刊、1996年7月初版)」より
※注1 回答のあった出版社を売上高順に上位25社を「大手」、下位おおむね200社を「小規模」、その他を「中堅」と分類。
※注2 複数回答のため合計は100%とならない。
※資料出所:公正取引委員会「出版物の取引実態調査の概要(2)1940年
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