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[ 出版業界について ]

書店の販売冊数と図書館の貸出数の推移

1997年以降、出版不況といわれています。本が売れないとささやかれ、出版社や書店の倒産、中古本の売り上げ増、図書館の影響、レンタルコミック、電子出版の影響など。実際に書店における販売冊数と図書館の貸出数の推移をご紹介したいと思います。


実は、書店における販売冊数へ決して減っていませんし、むしろ、図書館の貸出し数は増えています。要するに、本は読まれているということです。


では、出版不況の本質は何か?新刊が売れていないということかもしれません。つまり、どうせ買うなら安く済ませたい、まずは図書館で読んでみて自分に本当に必要な本か見定めしたいという消費者の声があるように感じます。
 

書店(書籍)
の販売冊数
図書館(公共・大学)
の貸出し冊数
2002年
7億3909 万冊
5億5725 万冊
12億9634 万冊
2003年
7億1585 万冊
5億9818 万冊
13億1403 万冊
2004年
7億4915 万冊
6億3791 万冊
13億8706 万冊
2005年
7億3944 万冊
6億4524 万冊
13億8468 万冊
2006年
7億5519 万冊
6億7125 万冊
14億2694 万冊
2007年
7億5540 万冊
6億8300 万冊
14億3840 万冊
2008年
7億5126 万冊
6億8447 万冊
14億3573 万冊


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