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[ 出版業界について ]

出版物の特性と他メディアとの比較

出版物の特性にはどんなものがあげられるでしょうか。また、出版物はテレビ、ラジオなど他メディアと比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか。書籍『本とは何か(小林 一博 著)』から、学んでみたいと思います。
 

出版物の特性

①独自の価値をもつ創作物であること。
②価値評価が多様である。
③影響力の測定がしにくい。
④量より質(内容)が尊重される。
⑤多品種・少量生産物である。
⑥同一商品を反復購入する例はほとんどない。
⑦出版物は文化性と商品性をもつ。
⑧メスメディアとパーソナルメディアの両面性がある。


他のメディアとの比較

①小規模・小資本での参加が可能である。
②委託生産、委託販売である。
③時間性・空間的な制約が少ない。
④記録性・選択性に富む
⑤伝達がより正確である。
⑥免許事業ではない。
⑦公共的である必要はない。

          
●書籍「本とは何か~豊かな読書生活のために」より
小林 一博 著
講談社 (1979年10月初版)
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