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[ 本について ]

本の定価を構成する要素

本の定価を構成する要素は大きく2つあります。直接生産費と間接生産費です。では、直接生産費とは何を指すのでしょうか。間接生産費はどうでしょうか。書籍『本の問答333選(出版ニュース社 著)』より学んでみたいと思います。
 

----- 書籍『本の問答333選(出版ニュース社 著)』より -------------------


定価を構成する要素を大別すると、直接生産費と間接生産費になる。このうち直接生産費は、用紙代、組版代、製版代、印刷代、製本代、印税、原稿料など。また間接生産費には編集・出版関係における人件費、宣伝費、営業費などがふくまれる。直接生産費は、原価計算のもとになるもので、だいたい総定価の約三分の一が妥当されていた


             
●書籍『本の問答333選~付・出版会を築いた人々』より
出版ニュース社 著
出版ニュース社 刊(1976年10月初版)
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