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[ 出版社について ]

明治の大手出版社は日本橋を中心にあった

出版社が多く集まる街といえば、東京の神保町界隈です。一ツ橋にある小学館や集英社をはじめ、岩波書店、中央経済社、日本文芸社、青土社、論創社、出版ニュース社、つり人社、じほう、二玄社、同文舘出版、新曜社と実に多くの出版社があることが理解できます。


しかし、明治の大手出版社は日本橋を中心にありました。書籍『出版販売用語の始まり(松本 昇平 著)』より、ご紹介したいと思います。
 

--------- 書籍『出版販売用語の始まり(松本 昇平 著)』より ----------

・大手五社

明治の大手出版元五社は、日本橋を中心にあった。まず書籍雑誌共に王国を誇っていた「博文館」、徳富蘇峰の「民友社」、文学の「春陽堂」「新潮社」に加えて「実業之日本社」を挙げる人が多かったようだ。

●書籍『出版販売用語の始まり』より
松本 昇平 著
ビーエヌエヌ (1992年3月初版)
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