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[ 書店について ]

書店の“平台”と“棚差し”はどっちが売れるか?

書店での平台と棚に差されている本の場合、どちらがより売れるでしょうか?書籍の装丁が目立つ平台と考えるのが通常ではないでしょうか。


しかし、棚に差されている本の売り上げのほうが、実は、多いと書かれている書籍があります。書籍『ただいまこの本品切れです(鈴木 廉也 著)』です。引用したいとと思います。
 

------ 書籍『ただいまこの本品切れです(鈴木 廉也 著)』より -----------------


みなさんは書店の棚に差してある(いわゆる棚差し)と平台(たいてい棚の下にあって平積みの本がたくさん並べてあるところ)の本では、どちらが売り上げに占める割合が多いとお思いだろうか。


普通に考えれば、新刊やベストセラーの並ぶ平台の方が圧倒的に売り上げが多いと思うところだ。ところがさにあらず、なんと平台3に対し棚7と、実は棚の売り上げの方が確実に多いのだ。こういったところにも棚の重要さが現れていることになる。


●書籍『ただいまこの本品切れです』より
鈴木 廉也 著
ミオシン出版 (1998年11月初版)
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