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[ 出版社について ]

幻冬舎の初版部数を決定する要因は何か

多品種少量生産の書籍は一点一点が異なる新商品になるため需要予測が難しいと言われています。また、仮に書店から大量の注文があったとしてもその後、返品で戻ってくる可能性があるのです。


そのため、各出版社が初版部数を決定する際には慎重な判断が求められます。例えば幻冬舎では、具体的に初版部数を決定する際にどのような点を見るのでしょうか?幻冬舎、執行役員の花立 融 氏から初版部数を決定する要因についてのコメントをご紹介したいと思います。
 

--------- セミナー『総合出版社の出版ERPの有効活用とは』より -------------


部数を決定する際には他社の類書の初版や刷数、累計、在庫、実売、刊行年月、価格を配慮して決めている。その他に製造原価、販売管理費、売り上げを見ていく。


・文教堂の 「 Big NET(ビッグネット) 」、紀伊國屋書店の 「 パブライン(PubLine) 」 、日販の 「 トリプルウィン 」 の3つで重版を決めている


●セミナー『総合出版社の出版ERPの有効活用とは』より
幻冬舎 執行役員 花立 融 氏
開催日:2009年(平成21年)11月18日(水)午後1:30~4:30
主催:株式会社光和コンピューター
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