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[ FAX DM全般について ] 

書店向けFAX DMには、4つの目的があります。

書店向けFAX DMには、4つの目的があります。


1、新刊案内
2、事前注文
3、書店拡販
4、既刊案内です。具体的にご説明しますと、
 

新刊案内 FAX DM

もっとも使い方で多いのが、この新刊案内でFAX DMする方法です。内容はどのようなものを送るかというと、


 新しくこんな本が出ます。いつ頃配本できるので注文いかがですか?


といった内容です。この場合の送信時期は配本の約1週間前にFAX DMを行うところが多いです。この新刊案内のFAX DMをすることで、書店には「今月の一押し」として認識が強くなる傾向があるようです。また、全国書店に軒並みまわることはできませんので、あなたの代わりにファックスが活躍してくれるわけです。


さらに、このFAX DMの効果を高めるためには電話でフォローすると、より効果的です。電話のトークには「先ほどファックスを送ったのですが・・・」と話すとい良いです。これによって、相手には耳からの情報、目からの情報と五感を使った案内をすることが可能となります。

 
 

事前注文 FAX DM

書店向けFAX DMをやる目的の中で、2番目に利用が多く出版社の方の目的になるのが「事前注文のFAX DM」です。これは部数を決める前に、取次に交渉材料として利用する方法です。つまり、発売前に書店から注文がこれだけあるのだから、初版部数をこれだけにしましょうといった交渉材料に使う方法です。また、傾向として委託配本の最終締め切りまでは見本出しとして委託で受けるけど、その後は、注文扱いにすることも多いです。


新刊案内のFAX DMと違う点は、配信時期を配本1ヵ月以上前にFAX DMするところです。
 
 

書店拡販 FAX DM

書店の拡販。出版社での利用が多いです。どこの出版社でも頭を悩ますひとつではないでしょうか。多くの読者に届けるためには、出版業界の流通である書店1店でも多く置いてもらうことが大切になります。つまり、多くの本を売るためには1件でも多くの書店に注文をもらう必要があります。


では、この拡販、どのようにやったら良いでしょうか。それは、あなたが管理している既存店や常備店となる書店リストの電話番号やFax番号をデータの形でお預かりして、保有するリストを除く書店にFAX DMを送信することで拡販が可能となります。つまり、既存店には既存店のフォローをし、拡販には拡販のFAX DMを送るのです。

 

 

既刊案内 FAX DM

利用目的が少ないのが、この既刊本の案内をするFAX DMです。通常、本を案内する場合、「新刊が出たときに!」と思う人がもっとも多いです。


この背景には、新刊が出たときが一番広告の予算を取れることもあります。また新しいものが好きな私たちには、新しい本を紹介したいし、新しい本を知りたいのという思いがあります。


しかし、この既刊本のFAX DM。実は書店には以外に喜ばれれます。なぜなら、書店は新刊より既刊本のほうが売上が高いからです。


新刊と既刊の売上構成比率を見ると、実は、既刊本のが高いのです。もちろん、ジャンルや書店の立地によっても異なりますが、一般的には既刊本が6割5分、新刊が3割5分の売上とも言われています。


すなわち、書店は既刊本でも「着実に部数を伸ばしている本」か「時流や情勢に合っている本」であれば、実は欲しい情報なのです。ただ、注意は在庫を無くしたい、とにかく売りたいという目的ではオススメできません。