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高橋 朋宏 氏(セミナー『ベストセラー編集長の視点』より)

このページは、セミナー『ベストセラー編集長の視点(高橋 朋宏 サンマーク出版 編集長)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・読者が聞きたい“問い”と著者が“書きたい”ことは違うことが多い。そして、編集者は読者の知りたい問いへの“答え”を見つける。結果、それが売れるだろうと“仮説”をたてる。


・悩みを解決する本を徹底している。


・第一行目は、人を驚かすことに着目している。

『病気にならない生き方』のプロローグ。
医師になって45年ものあいだ、私は一度も病気になったことがありません。

一章の書き出し
胃腸内視鏡の専門医になって約40年がたちましたが、実をいうと私はまだ一度も死亡診断書を書いたことがありません。


・伝えたいことはひとつにする。大事なことは何度も繰り返す。つまり、ぶれない。失敗談をおりこんでいく。


・『病気にならない生き方』は実用書のジャンルになるが、自己啓発書のつもりでつくった。


・この本を読むと何の効能があるのかを章に盛り込む


・著者を好きになってもらうようにあとがきに盛り込む。本章にはズバリと切り込んだものであれば、後書きには「こうは申しましたが、実際には中々・・・・・」といったことを書く。
※強弱をつけることを意識する


・自分のいましめ5か条
1、分類するな
2、網羅するな
3、説明するな
4、完成させるな
5、自慢するな


・企画書
1、仮タイトル
2、100字程度のメッセージ
3、著者のプロフィール。そもそも語る資格があるか要チェック。
4、はじめにを2、3枚で書く。
5、見出し
6、あまりカチッとした内容を盛り込むよりも、素を見せること


・良い見出しをつけるコツ15箇条

※『一番になる人』(つんく♂ 著)の章立てを事例に説明

1、断定する ・・・・・ 【妄想を予定に変えられる人】人生の一歩は妄想から始まる
2、命令する ・・・・・ 【匂いをかげる人】おしゃれな中学二年生のハートをつかまえろ!
3、脅迫する ・・・・・ 【勘違いしない人】バチが当たるのは、神さまのお仕置きと考えよ
4、全否定する ・・・・・ 【天才をとことん研究する人】自分にははじめから才能はないとお思いなさい。
5、つぶやく ・・・・・ 【原点に立ち戻れる人】大事なことはすべてわが家の手伝いから学んだ
6、理由を問う ・・・・・
7、質問する ・・・・・ 【台詞を暗記する人】二時間のステージをイメージするのに二時間をかけられるか
8、惹きつける ・・・・・ 【ワンフレーズにこだわる人】「そんなのカンケーねえ」がヒットした理由を考える
9、対比する ・・・・・ 【鉄棒に最後までぶら下げれる人】自分のとって難題はライバルにとっても難題
10、AならばB ・・・・・ 【「一位の神さま」がついている人】一位をとれて初めて見えてくる世界がある
11、AではなくB ・・・・・ 【お駄賃と稼ぎの違いがわかる人】ゼロ円を一円に換えられる人になりなさい
12、数字で語る ・・・・・ 【三年以上、がんばれる人】二年と三六四日では意味がない
13、意表をつく ・・・・・ 【「突っ込まれシロ」のある人】「チャックがあいとるで」といわれて笑える男は出世する
14、効果を語る ・・・・・ 【「得意」と「好き」の違いがわかる人】何かを好きになった瞬間、人は抜きん出た存在になる
15、具体化する ・・・・・


・編集者は自分で企画を見つけたい。要するに、売り込まれるのは嫌い。逆にいうと、この人って?と興味をもってもらうようにすること。


・名刺交換したあとに一方的にメルマガを送らないで。


・自分を丸裸にする勇気がないとダメ。自らをさらけ出して書くから読むたくなる。


・ひとつのテーマを深堀りしている人に興味がある。これだけは人より徹底しているもの。


・答えが見つかるまで考え抜く


・このテーマに値する内容のプロフィールになっているか。何かの分野で一番の人、秀でている人には魅力を感じる。

●セミナー『ベストセラー編集長の視点』より
講師:高橋 朋宏 氏(サンマーク出版 取締役 編集部 編集長)
開催日:2010年3月7日(日)
主催:出版アカデミー
出版アカデミーのサイトはコチラから


高橋 朋宏 氏のセミナー関連サイト
高橋 朋宏 氏(セミナー『読者をひきつけるタイトル、見出しのつけ方』より、日本著者販促センターのウェブサイトへ)