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[ 本について ]

本の初版部数はどのような要素から決まるか?

社団法人日本書籍出版協会が行っている「2009年 書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」があります。その中から、「初版発行部数の決定に際し、通常次のどのような事項を考慮しますか」についての実態調査をご紹介したいと思います。
 

順位
項目
回答数(%)
自社類書の実績
169 (72.8)
編集・製作・営業責任者の経験とカン
146(62.9)
営業部員の判断
116(50.0)
他社類書の売行き
107 (46.1)
著者・関係者の買い上げ数
102(44.0)
編集・製作部員の判断
92 (39.7)
取次・書店の意見
59 (25.4)
オンライン書店データ
48 (20.7)
読者調査
20 (8.6)

その他8(3.4)  ①教科書採用  3、②TRC買い上げ部数  2、③出版補助金が出るかどうか、内容により検討、常備セット数の見込みを含め決定  各1
◎記入なし  1

※2005年調査では、他社類書の売行きが39%、オンライン書店データが14.8%でほかはほぼ同じ。

※調査対象社数 日本書籍出版協会会員社 463社
※調査対象期間 2009年10月~2010年1月
※有効回答数 232社(50.1%)
※日本書籍出版協会の「書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」より作成
社団法人日本書籍出版協会のウェブサイトはこちら