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[ 出版業界について ]

書店における書籍 販売冊数と、図書館の貸出し数 推移

ここ11年間の書店における「書籍」の販売冊数と、図書館の貸出し冊数の推移をご紹介したいと思います。書店における2012年度の「書籍」の販売冊数は、6億台に落ち込みました。一方、図書館の貸出し冊数は、2010年から2012年まで、3年間ほぼ横ばい状態です。

出版不況の本質は何か? 「まずは図書館で読んでみて自分に本当に必要な本か見定めしたい」という消費者の声があるように感じます。つまり、「読書離れ」「活字離れ」ではなく、「新刊離れ」です。


また、新刊を買わず、中古本も買う読者も、「どうせ買うなら安く済ませたい」という賢い選択があるのではないでしょうか。
  

書店(書籍)
の販売冊数
図書館
(公共・大学)
の貸出し冊数
2002年
7億3909 万冊
5億5725 万冊
12億9634 万冊
2003年
7億1585 万冊
5億9818 万冊
13億1403 万冊
2004年
7億4915 万冊
6億3791 万冊
13億8706 万冊
2005年
7億3944 万冊
6億4524 万冊
13億8468 万冊
2006年
7億5519 万冊
6億7125 万冊
14億2694 万冊
2007年
7億5540 万冊
6億8300 万冊
14億3840 万冊
2008年
7億5126 万冊
6億8447 万冊
14億3573 万冊
2009年
7億1781 万冊
7億2238 万冊
14億4019 万冊
2010年
7億0233 万冊
7億4129 万冊
14億4362 万冊
2011年
7億0013 万冊
7億4644 万冊
14億4657 万冊
2012年
6億8790 万冊
7億4481 万冊
14億3271 万冊
    bookstore-vs-library.jpg


※出版業界紙「新文化」2014年4月24日号より作成
※大元は、出版科学研究所、日本図書館協会 調べ